ダイエットをするには、食事で摂取カロリーを減らすことと、運動をして消費カロリーを増やすことが2本の柱となります。
それでは、妊婦ダイエットをするときに食事で気を付ける点とはどのようなことなのか紹介します。
多くの食材を食べて栄養バランスを整える
妊娠中のダイエットでは、まずは栄養をしっかりと摂ることが原則になります。
通常のダイエットでは食事制限をするとどうしても栄養が不足しがちになってしまう場合もありますが、妊娠中はそのような事態を引き起こさないようにしたいものです。
妊娠中にお母さんが我慢するということは、おなかの赤ちゃんにも我慢させることであるというのを心得ておきましょう。
栄養のバランスを考えながら献立を作るというのは難しいものです。
実は、栄養のバランスというのは必ずしも1食で整えなければならないものではないのです。
1週間から1ヶ月程度の長期的なスパンで、栄養のバランスがとれていれば特に問題がないとされています。
栄養のバランスを整えるためには、なるべく多くの種類の食材を食べるのが良いとされています。
スーパーに行ったときには、最近買ってないなと思う食材を意識的に選ぶようにすると、栄養のバランスが良い食事を摂ることができるでしょう。
お肉や魚はしっかり食べる
ダイエットをしようとするときにお肉を控えめにしてしまう人も多いのですが、これは実は間違いです。
お肉や魚は多くのたんぱく質が含まれていて、体を作るために役立っています。
お肉や魚を食べていないと、筋肉量が減ってしまう場合もあるのです。
筋肉は、基礎代謝を上げるためにとても重要なものです。
また、出産後には育児生活が始まりますが、育児を始めると常に赤ちゃんを抱えた状態で生活するわけですから、筋肉はとっても重要な物になります。
そんな重要な筋肉を、妊娠中に減らしてしまうわけにはいきませんね。
ダイエット中でも、お肉や魚はしっかり食べましょう。
ただし、脂の少ないものを選んでください。
また、マグロやカツオなどの大型の魚は水銀を多く含んでいることがあるため、妊娠中の摂取量には制限があります。
お医者さんに確認したり、厚生労働省など信頼できるサイトで情報を確認してから食べてください。
炭水化物や甘いものは控えめにする
妊婦ダイエット中の食事では、炭水化物や甘いものを少し控えめにするように気を付けてみてください。
ただし、完全にカットしてはいけません。
極端な糖質制限ダイエットは体に悪影響を及ぼすことが分かっています。
あくまでも、今までより少し減らすくらいのつもりでいるのが良いでしょう。
また、甘いものが好きな人の場合には、我慢しすぎてもストレスになってしまうこともあります。
週に1回は甘いものを食べてもよいことにするなど、適度な息抜きをしながら食べる量を減らしていきましょう。
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